指舐め

あなたに教わったことは数えきれない


誰かを信じるということ
愛する痛み
自分の中に眠っていた欲望


こんなにも荒れ狂ってしまう自分


あなたは知らない


僕がどれだけあなたに飢えているか


僕が僕であるために、
どれだけあなたを必要としているか


今 この瞬間のために
僕が生きているのだということ


すべてがあなたに繋がっているのだということ


でも あなたには何も言わない
何も教えない


そんなことまであなたに知られてしまったら
僕に勝ち目はなくなってしまうから