■ どこでもいっしょ 10 沢村様 |
●沢村版「どこでもいっしょ」 - 12 『妹もいっしょ』 |
「呼んだにゃ?」 「お兄ちゃんには言わずに来た?」 「夫婦の間にも秘密は必要なのにゃ。――カツオ節1パック、用意したにゃ?」 「あるわよ。はい、本だしかつおパック極上特級3年燻し」 「凄いにゃ…凄いにゃ〜っ」 「で、ね、物は相談なんだけど……」 「?」 「舌は…やっぱりざらざらしてるの?」 「……。バター猫するにゃ?」 「……。なっ! な、な……いきなり変な事を言うのね」 「立ち直りが早いにゃ。図星にゃ?」 「知的好奇心というものよ。その辺の犬猫だと躾ようが何しようが所詮は畜生だもの、 会話出来た方が意思疎通が確実でしょう?」 「何か問題発言を聞いた様な気がするにゃ…よく判らにゃいけど」 「会話出来て凄いって言ってるのよ」 「誉められたにゃ♪嬉しいにゃ♪」 「お兄ちゃんの舐めた事ある?」 「柔らかくてふにょふにょしてるにゃ」 「! ――や、柔らかい…の? やだ…凄そうだったのに……」 「でも芯は硬いにゃ、曲げると痛いって怒られたにゃ」 「それは曲げれば痛いに決まっているわよ」 「だから曲げない様にトロは身を乗り出して今度は穴を攻めるにゃ」 「あ…穴ー!?」 「そうにゃ。最初デコボコを舐めてそれから穴に舌を入れるのにゃ」 「……」 「れるれるすると産毛がだんだんぺっとりしてくるにゃ」 「……。産毛?」 「ずっと攻めたいにゃ、でも怒られるにゃ」 「ちょっと待って。産毛って生えてるものなの?」 「? 当然にゃ?」 「お兄ちゃん……奇形?」 「失礼にゃ!剥けきってるにゃ!」 「……」 「何を妄想しているにゃ?」 「いや、もしかして奇形とほーけーを間違えて聞いたのかなって」 「御立派なのにゃ、いつかトロがもんまるとるも真っ青なスーパーごーじゃす れるれるすぺしゃるをものにしたあかつきは、しめ鯖みたいにゃ骨抜きになって やり放題なのにゃー!」 「何となく凄そうなのは判った気がする」 「ふうん…お兄ーちゃん、穴攻められるの好きなのかぁー」 「嫌いにゃ。聞こえにくいにゃ、鼻息が荒くてうるさいにゃ怒るのにゃ」 「聞こえにくい?」 「片方残ってるからいいと思うにゃ…冷たいにゃ」 「片方…? 蛇みたいに2本もあるとか……?」 「普通二つあるにゃ?」 「普通は1つでしょ?」 「? みんな二つあるにゃ」 「嘘ぉ、1つよ。二つあるのは蛇とかなんだから」 「蛇も2つあるにゃ。でも退化してるにゃ」 「……。何の話?」 「耳にゃ?」 「――ま…大体そんなモノじゃないかとは考えてたけどね……」 「進化すると3つになるにゃ?」 「どこにつくのよ」 「バニーガールは4つにゃ。進化の究極系にゃ、凄いにゃ」 「奇数よりは可能性は高いのかしら…って違うわよ」 「2本あったら前後同時攻めにゃ」 「もしかして、先刻、判ってて言ってた?」 |
●沢村版「どこでもいっしょ」 - 13 『妹もいっしょ』おまけ |
「前後って、そもそも左右のパーツが合体しているから左右に2つは無理なのよね」 「上下に2本にゃ」 「でもそうなると上手に配置していないと挿入する時に片方がしっかり入っても、 片方が曲がってしっかり入らないんじゃないかと思うの」 「にゃ?」 「基本が直径3.5センチでしょ、そうすると間隔が3.5センチは最低あるという事で… 女性のは間隔何センチなのかなぁ……」 「測るにゃ?」 「そもそもお兄ーちゃんのが2本なんじゃないだろうし無駄な事をしても……」 「2本あれば考えるにゃ? もしかしたら2本かもしれないにゃ、能ある鷹は爪隠すにゃ」 「1本だろーと2本だろーと、そもそも露出して歩いてたら猥褻物陳列罪で逮捕される と思うけど」 「手錠や警棒使うのにゃ?」 「……。何となく楽しそうな気はするけど」 「ちなみに4.5センチにゃ」 「……。一応聞くけど、何が?」 「夜明けにこっそり測ったにゃ♪」 「4.5…それ……やだ…どっち?最大直径?最少直径?」 「――お前ら…何の話をしているんだー!」
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