「そ…そんな所から見ちゃ駄目にゃ」
「……。猫の毛繕いと大差なかろうに」
「酷いにゃ！くりーにんぐは最後の一歩前にゃ！」
「それを言うならクン……いや、何も言うまい」
「教えて欲しいにゃ」
「言わない」
「酷いにゃ！悲しいにゃ…かなしいにゃ」
「また慰めでもするのか？」
「み…見られながらするのにゃ？恥ずかしいにゃ……」
「誰も見んぞ」
「特別にゃ、他の人には見せないにゃ」
「あー、やらんでいい、やらんでいい」

「新聞を読むにゃ」
「勝手に読め」
「本日４時39分に発生したにゃ、地震のつなみの可能性ないにゃ」
「……。疲れるから声に出すのはやめろ」
「喉が枯れるまで突かれるのは最高にゃ」
「今、何か字が違っている気がしたが」
「そうにゃ？　――はっ！」
「どうした？」
「明日は駅前の薬局が３割引きにゃ！」
「これ以上樹脂製品を買いだめしても所詮無駄だぞ」
「使わないでもトロはいいにゃ、でも猫模様のこんどーむは猫用製品にゃ、いつも適当に
　売れていないとお店から消えて、もし必要になった時に買えないと世の中の猫が
　苦労するにゃ！」
「……。俺は牡猫用の製品を使うと思われているのか？」
「……。考えてみると、違うにゃ。猫サイズは入らないにゃ」
「それにサンリオキャラの模様は萎えると思うが」
「暗くしていればＯＫにゃ」
「いや、そーゆー問題ではないぞ」
「牝猫用の製品を探さないと駄目にゃ、トロはまだ読みが甘かったにゃ…苦労かけるにゃ」
「しみじみとするなー！」
「でもホントは生がいいにゃ」
「そもそもする気がないと言っておるに」
「猫模様の強壮剤なら飲めるにゃ？」
「サンリオでギンギンになってどうする！」
「ど、どうするって…トロ正常位で初体験はしたいにゃ、でも腰を丸めないと痛そうにゃ、
　でも初体験は痛いものにゃ…ガーン！だから初体験は痛いにゃ!?　それとも
　ダブル痛いにゃ!?」
「……。バックだろうが騎乗位だろうが好きなのをすればよかろうに」
「気楽に言うにゃ…慣れてるからサディスティックな嗜好を優先してトロを押え込んで
　パンパンさせるにゃ……」
「……」
「――ちょっと…燃えるにゃ」