■ どこでもいっしょ 6 沢村様 |
●沢村版「どこでもいっしょ」カルピスウォーター編 - 1 |
「カルピスウォーターのCMに出てるにゃ。でも、白い液なら…な、なんでブツにゃ? 悲しいにゃ…トロは嫌われてるにゃ…苦くても飲むのに嫌われたにゃ…悲しいにゃ」 「いつ誰が飲ませた!」 「まだにゃ」 「今後ともにその予定はない」 「予定は未定であって決定じゃないにゃ」 「あンたには飲ませないわよっ!」 「……」 「な、何よ?その顔は……」 「いや、ちょっと」 「な…どぉせいつも半分も飲めないわよっ!悪いわね!でも猫よりマシでしょ!?」 「自爆をするんじゃないっ」 「トロなら全部飲むにゃ、残さず飲むにゃ。TVみたいに海岸や林の中で 爽快そうにするにゃ」 「私だって青×の1回や2回や8回や9回やってるんだからね!」 「まだ8回だ。そのプラス1回は誰とだ?」 「え……? えーっと…?最初は新宿中央こー……」 「懸命に思い出そうとするんじゃないっ」 |
●沢村版「どこでもいっしょ」カルピスウォーター編 - 2 |
「……。何をじーっと見ている?」 「の…飲まれちゃうにゃ…。トロの白いの飲まれちゃうにゃ……」 「恍惚として妖しい事を言うんぢゃない!」 「喉仏をぐびぐびさせるにゃ…唇が気持ちいいにゃ」 「何やってるのよーっ!」 「こら!女がドアを蹴り開けるんじゃない!」 「飲むだの唇だの白いのだのそんなに盛り上がるまでや…ってない……?」 「誰がするかー!大体、白いのってカルピスだぞカルピス」 「何を誤解したにゃ?」 「うぐっ…。そ…それはぁー、うー、えー、あー」 「でもホットカルピスにゃ…熱いにゃ…たまらないにゃ」 「あンた胡散臭いのよっ!」 「を。逃げたな」 「メカさんは知っている。白いのはえっちっぽい」 「お前なぁ……」 「どっちもそーゆーモノでしょー!?」 「まぁ確かにそうだが」 「やだぁ!認めないでよっ!えっち!」 「……」 「メカさんは白いのがないのだ。機械油は黄色いのだ」 「カルピスウォーター入れてみるにゃ?」 「素晴らしい。メカさんは更に高性能になるのだ」 「どこに出す気よ、あンた!」 「決まっている。中出しである」 「……。――えへっ……?」 「……。どこの馬鹿だ?あー?そんな下品な単語を教えこむのはどの口だ?」 「下の口にゃ」 「あンたこそ猫に何教えてるのよ!」 「違うぞ。トロはメカさんから教わったのだ。メカさんは高性能ロボットだから トロよりも賢いのだ」 「おーまーえーわー…何を教えているんだー!」 「ひぃーんっ!」 「む。ヒイヒイ言わせてるな?」 「リセットしてしまえこんな放送禁止用語メカは!」 「リセット…。再戦だな?一回戦は終わったのか?」 「まだやっとらん!お前は本当に何を教えてる!?」 「ごめんなさぁーいっ!」 「謝っても許してはいけないにゃ。もっとヒイヒイ言わせるにゃ」 「お前らとっとと出ていけー!」 「あ、白いのこぼれたにゃ」
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